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ブランスリー新聞/2004年7月号 |
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日本のパン業界視察で東京製菓学校を訪問 - 中国のベーカリー関係者ら | |
あんの輸入販売などを手掛ける東京国際貿易(東京・港区、正山四郎社長)がコーディネートして、杭州徳昌食品原料有限公司総経理の章磊さん、北京金鳳成祥食品有限責任公司総経理の智鈞さんら中国のベーカリー業界関係者9人が来日、6月8日から10日までの日程で日本のパン業界などの視察を行った。
6月10日は、東京・高田馬場にある東京製菓学校を訪問、校舎や教育施設などを見学した。一行は、同校が導入している大きなスペイン製の石窯や、実習室の麺台や製パン機械などに見入っていた。 見学終了後に行われた説明会では、一行の一人が「学生の男女比率は」とたずね、同校の担当者は「女性が65%、男性が35%です」と答えた。「日本のパンや菓子職人には、男性より女性の方が多いのですか」と聞くと、同担当者は「当校は10年ぐらい前までは男性の方が多かったのですが、徐々に女性が増えてきました。でも実際にベーカリーや菓子店で働いている人はまだ男性の方が多いと思います。でもこれからは、パンや菓子の現場でも女性の職人が増えていくでしょう」と話した。 一行の別の一人は、「中国ではソフトなパンが好まれます。固いパンは、北京などの大都市では普及してきましたが、全体ではまだあまり受け入れられていません」と中国のパン市場の現状について説明した。 |



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