くるみのコンテスト、グランプリに「 笑楽球」- カリフォルニア・くるみ協会 - ブランスリー電子版


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ブランスリー新聞/2001年9月号

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くるみのコンテスト、グランプリに「 笑楽球」- カリフォルニア・くるみ協会

グランプリ受賞の「笑楽球」


ブレッド部門賞の「お米のくるみパン」

 
菓子パン部門賞の「クルミのココット」
カリフォルニア・くるみ協会(日本事務所=東京・港区)は7月19日、東京・千代田区の赤坂プリンスホテルで「第12回カリフォルニア・ウォルナッツコンテスト」の最終審査会と表彰式を実施した。応募総数253製品の中から、沖縄の郷土菓子をアレンジした「笑楽球」(沖縄製粉の喜久村久美子さんが出品)がグランプリに輝いた。コンテストは、ブレッド、菓子パン、料理、菓子の4部門で行われた。各部門で部門賞を選び、部門賞獲得の4製品からグランプリを決めた。ブレッド部門賞には、敷島製パン東京事業部の橋本美帆さんが出した米粉のパン「お米のくるみパン」が、菓子パン部門賞には、ドンク東京池袋ジョアン店の井上克哉さんが出品した「クルミのココット」がそれぞれ選ばれた。
グランプリに輝いた「笑楽球」は、沖縄の郷土菓子「サーターアンダギー」を、くるみを練り込むなどして、アレンジした製品。
「お米のくるみぱん」は、米粉から作るくるみ入りのパンだ。小麦粉は一切配合しない。米粉100%に対し、小麦グルテンを15%配合したミックス粉を使用。
水は80%以上配合。「水は入れれば入れるだけ入るので、見極めが大切です」と受賞者の橋本さん。
捏ね上げ温度は、低くしないと生地がかなりべたつくという。
ホイロ前に、米粉、水、油などを混ぜ合わせたものを塗って焼成する。こうすることでダッチブレッドのように表面にひび割れ模様が入る。
橋本さんは「今までにない新しいパンを作りたかった。米の甘味とくるみの食感の相性がいいと思います」と話した。
一方、菓子パン部門賞を受けた「クルミのココット」はクロワッサン生地を成形してムスリン型に入れて焼成した製品。「焦がしバターのフィリング」を詰めて、くるみをトッピングしてある。
受賞者の井上さんは「製品の背丈が高いので、陳列棚に置いた時に見栄えがします」と話した。
料理部門賞には、江刺屋菓子舗ル・モンドの江刺潤一さんが出した「クルミ・バンバンジーのホット・サンドイッチ」が輝いた。

21世紀特別賞も
今回新たに設けられた「新世紀特別賞」には、▼「フィールヌス」(馬本保太郎さん=アンデルセン町田店、ブレッド部門)▼「くるみあんペストリー」(沖田頼子さん=神戸屋レストラン吹田内本町店、菓子パン部門)▼「くるみのカリカリ焼きおにぎり」(荏原真紀子さん=月島食品工業、料理部門)▼「翔―SHOW―」(佐原智恵さん=カフェ・ド・メール白亜館、菓子部門)、がそれぞれ選ばれた。
各部門賞に、くるみを使った製品の販売促進費として150万円が、グランプリには販促費150万円にさらに150万円をプラスして、合計300万円の販促費が贈られた。







原価計算女王
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