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| ブランスリー新聞／2002年3月号 |
2023年11月18日から、発行から１年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 日頃の実習の成果を披露。パン即売会に長蛇の列 - 国際製菓専門学校の第１３回学園祭 | |
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国際製菓専門学校（田中啓介校長）は２月２、３の両日、第１３回学園祭を開いた。パンの製造実演やパンの即売会などが人気を集め、２日間で５０００人以上が来場した。卒業作品展も兼ねて学生が作ったパンや菓子の作品の展示も行われた。
同校の広い体育館に学生の作品が所狭しと並んだ。今年３月に卒業する学生にとっては、卒業作品展だ。 製パン専科・大野美理さんの「終わらない世界」は飾りパン生地で作った白馬を中心にすえて、カンパーニュなどの硬焼きパンや、飾りパンで作った音符や文字などで構成した作品で、最優秀賞を獲得した。白馬が大空に羽ばたこうとしている場面を表現している。 白馬は、飾りパンの生地を成形して白焼きにしたあと、水性ニスを塗って艶を出した。たてがみは麦の穂で表現した。 音符や文字なども飾りパン生地を成形して焼き上げたもの。黒い音符は炭化するまで焼いて作ったという。文字のグラデーションは、卵をまばらに塗って、焼き色の違いを出すことで表現した。 大野さんは作品の説明書きに「終わらない物語は今見つけたばかり。空をけって高く飛べるよ。次の場所へ高くＦｌｙ ｔｏ ｔｈｅ ｓｋｙ」と記していた。 パンの製造実演コーナーでは、学生が来場者の前でエピを作って見せた。 同コーナーは来場者がパン作りを楽しむ場所にもなった。学生の指導のもとで、多くの来場者がワッフルなどを作って楽しんだ。 学生が作ったパンなどの即売会には長蛇の列ができた。きな粉あんぱん、クリームパン、シナモンロールなどが入った菓子パンセット、十膳くるみパン、胚芽バンズなどが入った食事パンセットがそれぞれ２５０円、黒糖蒸しパンが１００円、クロワッサンが１５０円などで販売され、短時間で完売した。 |
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