「くるみパン・オブ・ザ・イヤー」の結果を発表 - カリフォルニアくるみ協会 - ブランスリー電子版


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ブランスリー新聞/2022年1月号

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「くるみパン・オブ・ザ・イヤー」の結果を発表 - カリフォルニアくるみ協会
ホールセールベーカリー部門でグランプリの「胡桃あんぱん4個入」
リテールベーカリー部門でグランプリの「クルミコショウ」
 カリフォルニアくるみ協会(日本代表事務所=東京・港区)が主催するくるみパンの人気投票コンテスト「2021くるみパン・オブ・ザ・イヤー」のホールセールベーカリー部門のグランプリに、 ヤタローグループ(静岡県)の「胡桃あんぱん4個入」が、リテールベーカリー部門のグランプリに「ブールブールブランジュリ」(東京・八王子市)の「クルミコショウ」がそれぞれ輝いた。ホールセールベーカリー部門の金賞は、敷島製パンの「PASCO SPECIAL SELECTION ビターコーヒー&くるみデニッシュ」が、優秀賞には同じく敷島製パンの「しっとりくるみ蒸しパン2個入」がそれぞれ選ばれた。リテールベーカリー部門の金賞は、さまざまな発酵法を駆使してパンを作るベーカリー「雨の日も風の日も」(京都府)の「上弦の月」が、優秀賞には、ブーランジェリー アモニエ(東京・文京区)の「ノア」がそれぞれ選ばれた。
 「胡桃あんぱん4個入」は大粒の胡桃を生地に練り込み、餡を包んで焼き上げた製品。くるみの香ばしさと餡の甘さのハーモニーがポイントになっている。
 「クルミコショウ」は、おつまみ用のパンで、フランスパン生地にくるみ、黒コショウを練り込んで焼き上げている。ビールや白ワインなどのおつまみにぴったりだという。
 「PASCO SPECIAL SELECTION ビターコーヒー&くるみデニッシュ」は、自家製コーヒークリームをデニッシュ生地に巻き込み、くるみをのせて焼き上げ、仕上げにチーズグレーズをコーティングした製品。コーヒーの苦みとミルク感のあるチーズグレーズの甘味のバランスがポイントで、香ばしいくるみの食感がアクセントになっている。
 「しっとりくるみ蒸しパン2個入」は、国産小麦粉の生地に三温糖と黒糖蜜を練り込み、くるみをトッピングして蒸し上げた製品。
 「上弦の月」は、「上弦の月」という曲からイメージして開発した製品で、三日月の形に成形し、低温で長時間焼き上げている。どの部分を食べてもくるみのサクサク感が楽しめるのがポイント。
 「ノア」は、北海道産小麦粉を使用したバケット生地にくるみをたっぷり練り込んで焼き上げた製品。自家培養酵母を使用し、20時間以上発酵・熟成させた生地を使用。
 ホールセールベーカリー部門のグランプリに輝いたヤタローグループの担当者は「当社の胡桃あんぱんは、1995年の発売以来、一つ一つ職人が手で餡を包んでいます。これからも、丁寧な商品作りを心がけていきたいと思います」としている。
 リテールベーカリー部門のグランプリに輝いた「ブールブールブランジュリ」の担当者は「まずは、お客さまに選んでいただいたことが大変うれしいです。なかなか売りにくいハード系のパンですが、地道に作り続けていけば、くるみを始めとして、使用している素材の美味しさを理解していただけることを実感いたしました」としている。
 審査員を務めた一般社団法人日本パン技術研究所の山本剛史氏は「焼きたてが美味しいのは当たり前ですが、翌日以降に美味しいパンはしっかり発酵をとってあるし、何度食べても飽きないように工夫がされています。また、丁寧にくるみの下処理が施されたパンは、くるみの味がしっかりと感じられるものです。職人さんのこだわりや技術力を実感する、大変有意義な審査となりました」と総評した。







原価計算女王
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