食用コオロギを使用したフィナンシェが人気 - 敷島製パン - ブランスリー電子版


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ブランスリー新聞／2021年6月号

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食用コオロギを使用したフィナンシェが人気 - 敷島製パン
「Ｋｏｒｏｇｉ　Ｃａｆｅ」シリーズに使用の食用コオロギパウダー
左から10匹分、30匹分、 50匹分のパウダー入りの各フィナンシェ
「コオロギのフィナンシェ６個入（３種の詰め合わせ）」
　敷島製パン（盛田淳夫社長）は５月17日、昨年12月からＰａｓｃｏのオンラインショップ限定で販売し好評を得ている「Ｋｏｒｏｇｉ　Ｃａｆｅ（コオロギ カフェ）」シリーズの新商品として、「コオロギのフィナンシェ６個入（３種の詰め合わせ）」を発売した。
　「Ｋｏｒｏｇｉ　Ｃａｆｅ（コオロギ カフェ）」は、食用コオロギパウダーを使った焼き菓子のシリーズ。
　昨年12月に、１個につき食用コオロギ10匹分と30匹分のパウダーを配合した２種類のフィナンシェを３つずつ詰め合わせたセット商品「コオロギのフィナンシェ６個入（２種の詰め合わせ）」を発売して好評を得ているという。
　今回の新商品は、食用コオロギ10匹分と30匹分に加え、50匹分のパウダーを使用した３種類のフィナンシェを２個ずつ詰め合わせたもの。
　同社は、未来の食糧不安に備えて、持続的な食糧の安定供給を目指した取り組みを進めていて、この取り組みの一環として、 栄養価が高い昆虫食に着目し、 高崎経済大学発のベンチャー企業であるＦＵＴＵＲＥＮＡＵＴ（群馬県高崎市、櫻井蓮社長）の食用コオロギパウダーを使用した製品を研究・開発してきた。
　同社は「『コオロギの風味をよりしっかり感じたい』という声にお応えすべく研究を重ね、おいしさを兼ね備えた配合の限界に挑戦しました。その結果、力強い香ばしさの後に、噛むほどにじんわりとナッツのようなコクのある味が感じられる50匹分のコオロギパウダーが入ったフィナンシェの開発に成功しました。昆虫食に親しみのある方や、食育にご関心のある方に是非ともおすすめしたい製品です」としている。







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