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ブランスリー新聞/2020年6月号 |
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イーストの価格を値上げへ - オリエンタル酵母工業 日清製粉グループのオリエンタル酵母工業(中川真佐志社長)は7月1日出荷分から、イースト(パン酵母)の価格を1キロ当り 16円値上げする。
イーストの主原料の糖蜜は、サトウキビから砂糖を生産する際に発生する副産物で、日本では主に東南アジアから調達しているという。タイやインドでの自然災害に伴う糖蜜の減産により、インドネシア産の糖蜜に需要が集中し、その価格が昨年から急上昇しているという。 また、2020年からの海洋汚染防止条約改正などによる海上輸送運賃の上昇に加え、日本国内での輸送費も運転手不足が原因で上昇しているという。 オリエンタル酵母工業は「糖蜜の相場の上昇と、輸送コストの上昇という状況の中で、生産や物流の合理化、省力化を図ることでコスト削減に努めて参りましたが、もはや企業努力だけでは吸収しきれない状況となっており、イースト製品の安定供給を確保すべく、イーストの製品価格を改定することといたしました」としている。 |




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