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お店拝見/2019年8月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

2階のイートインスペースを利用する場合は、1階のレジで会計を済ませてから、売り場中央にある階段を昇っていく。同店の階段は、幅が広く、まわりが吹き抜けで開放感があるので、階段を昇ること自体も楽しめる。 利用後に階段を降りる際も、また違う楽しみがある。眼下に広がるのは、1階の売り場に並ぶ約250種類ものパン。まるで、パンの博物館にいるかのような、見応えのある風景だ。 これだけ豊富な商品が揃えば、客の目当ても様々。豊富な品揃えかつ、広い売り場の陳列方法には、見つけやすさが重視される。売り場中央に並ぶのは、バーガーやドッグなどの総菜系、その横にある冷蔵ケースにはサンドイッチ、その対面にある別の冷蔵ケースには、デザートが並ぶ。このように、場所ごとにカテゴリーを分けることによって、客がそれぞれ目当てのものを見つけやすいだけでなく、豊富に集結した中から選ぶことを楽しめるようにしている。 人気商品のランキングも、全体ではなく、カテゴリー別に示している。例えば、「カレーパン」(税抜180円)などの揚げ物系が並ぶコーナーでは、人気1位の商品に、「揚げ物部門ナンバー1」という札がプライスカードに貼り付けてある。貼付されているのは上位3位までで、揚げ物系のランキングは現在、シナモン風味の揚げパン「もちべえ」(税抜90円)がナンバー1、「カレーパン」がナンバー2、「フライドチキン」(税抜160円)がナンバー3となっている。 食パンやバゲットなど、大型の食事パンが並ぶのは、入り口から最も遠い場所、レジの手前にある棚だ。食パンは同店の定番「上食」(税抜270円)や、自家製のあんをマーブル状に折り込んだ「あん食パン」(税抜320円)などバラエティー豊富に約15種類が揃う。 これら食事パンの中で現在人気ナンバー1の商品は、一年以上前に販売を開始した「生食パン」(税抜180円)、続いてナンバー2は、「焼 クロワッサントースト」(税抜180円)だ。両食パンの名前にはそれぞれ、「生」「焼」という文字を入れている。そのまま生で食べた方がいいのか、それとも焼いた方がいいのか、食べ方を示している。 「食パン専門店のブームが、開発したきっかけです。砂糖の直接的な甘さが好きではないので、湯種や大豆たんぱくを使うことによる、間接的な甘みを感じられるようにしています。『生』はもっちり食感、『焼』はトーストするとバターがじゅわっと溶け出すのがそれぞれ特徴です。バターは、チップ状で入れているので、トーストすることで初めて、溶け出す仕組みにしています。バターを塗る手間要らずの食パンとして楽しんでいただきたいですね」(小川社長) 反対に、入り口すぐ横に陳列しているのは、キャラクターをリアルな形に焼き上げることができる、特許取得済みの特殊な型で焼いた「ガチャパン」(税抜180円)と「0系新幹線パン」(税抜220円~)。それぞれ中に、チョコやカスタードの自家製クリーム、ソーセージなどが入っている。 「親子連れの方に喜んでもらいたいという思いからです。新幹線の方はソーセージ入りのを最近作ったのですが、車両を2つから3つに増やし、各車両に違うフィリングを詰めた3色パンを作ってみたいと思っています。作る側も楽しませてもらっています」(小川社長) SHOP DATA 店名:丘の上のサフラン 住所:〒270‐0156 千葉県流山市西平井根郷1441‐1 電話:04‐7196‐6816 営業時間:午前7時~午後7時30分 定休日:水曜 品揃え:約250品目 スタッフ:パン製造常時6人、調理常時2人、ケーキ製造常時2人、販売3~5人 店舗面積:厨房60坪、売り場40坪、ケーキ売り場5坪、イートインスペース(テラス席含む)30坪 日商:平日40~50万円、土日80~100万円 |

この記事の読みどころ
●イートインで出すピザは、通常の半分のサイズにして、店内で温かい状態のものを食べきってもらえるようにした。
●1階パンの売り場と2階のイートインの間を移動する時間も楽しめるようにした。 ●「生食パン」のブームに、独自の解釈を加味して商品を展開。 ※あくまで編集部からの提案です。このほかにも様々な読みどころがあると思いますので、読者の皆様の視点で、エッセンスを抽出してください。 |


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