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「第30回日菓祭」と「第15回パン祭り」を開催 - 日本菓子専門学校 |
| パンの製造実演の会場では、製パンの工程のパネルでの説明も行われた | | | 来場者らの前で様々なパンの製造実演を行う製パン技術学科の学生 | | | 最優秀技術賞を受けた「世界遺産・白川郷」と題した作品 | | | 多くの来場者で賑わった日本菓子専門学校の学園祭 | | 日本菓子専門学校(秋田勝校長)は11月3日、「第30回日菓祭」と「第15回パン祭り」を東京・世田谷区の同校で開催した。学生らによるパンや菓子の製造実演や、学生らが作ったパンや菓子の販売などが人気を集め、多くの来場者で賑わった。 パンの製造実演では、製パン技術学科の学生らが、「チョコチップメロン」「うぐいすあんぱん」「ミニショコラ」「ミニクロワッサン」「セーグルノアレザン」「チーズフランス」などの製造実演を行った。出来上がったパンは、来場者らに試食として振舞われ、試食を求める長い来場者の列ができていた。 製パン技術学科の学生らはこのほかに、子供60人を対象にして、パンで自分の名前を作ってもらい、それを学校が用意したパン生地のプレートに貼って焼成し、焼き上がった名前入りのパンのプレートをプレゼントするというイベントも行い、人気を集めていた。 指導していた同校製パン技術学科の千葉良一教師は「当校はパン業界の入り口としての役割を果たさなくてはと考えています。学生たちにとっては、お客様の反応をじかに感じることができる初めての機会です。大変なことも多いと思いますが、それにもまして面白いことも多いことだろうと思います」と話していた。 学生らが作ったパンの製造販売のコーナーも、多くの来場者の人気を集めていた。「チョコナッツブレッド」(税込300円)、「シュトーレン」(同500円)、「チョコブレッド」(同300円)、「山型食パン」(同200円)の4品目を販売した。 洋菓子の製造販売では、「クグロフ・フリュイ」(税込600円)、「ケーク・ショコラ・マロン」(同500円)、「ケーク・キャラメル」(同600円)などが、和菓子の製造販売では、「栗蒸し羊羹」(同600円)、「上生菓子詰め合わせ」(同700円)などが販売された。 学生作品の展示コーナーも人気だった。パンの作品では、製パン技術学科の鍛冶晴哉さん、三浦慧子さん、井嶋美希さん、豊田光亮さんら7人のグループが制作した「世界遺産・白川郷」と題した作品が、「最優秀技術賞」を受けた。 フランスパンや菓子パン、クロワッサン、デニッシュなどを、白川郷をイメージさせる飾りパンの技法で作った家のオブジェと共に配置した作品で、魅力溢れるものとなっていた。
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