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2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
「KOKUSAI立川菓子祭2017」を開く - 国際製菓専門学校 |
| 学校長賞に輝いた「パンへの愛情」と題した作品 | | | 立川タカシマヤに飾られた、パンダをパンの貼り絵で表現した作品 | | | 立川タカシマヤ1階の中央に設けられたパンと菓子の特設売り場 | | | 立川タカシマヤで行われた飴細工のデモンストレーション | | 国際製菓専門学校(田中啓介校長)は2月4、5の両日、東京・立川市の同校で、「第28回KOKUSAI立川菓子祭2017」と題して学園祭を開催した。 学生らによるお菓子の製造実演のコーナーや学生らの指導で来場者らが菓子作りを体験するコーナーなどが設けられ、2日間とも多くの人で賑わった。3月卒業予定の学生らによる菓子やパンなどの卒業作品の展示も同時に行われた。また、同校近くの百貨店、立川タカシマヤにも会場を設け、学生らが作ったパンや菓子の即売や、学生らによる飴細工やシュガーケーキなどのデモンストレーションを行った。 学生らによるお菓子の製造実演のコーナーでは、「マドレーヌ」と「ショートケーキ~レモン風味~」のデモンストレーションが行われた。出来上がった製品は、来場者らに試食として提供された。 来場者らが菓子作りを体験するコーナーでは、クッキーの絵付けとマジパン細工を、学生らの指導のもと、親子連れなどが体験した。会場には子供達の歓声が溢れていた。 3月卒業予定の学生らの卒業作品の展示では、多くの力作が並んだ。そんな中で学校長賞に輝いたのは、製パン専科、QIN JINGMEIさんの「パンへの愛情」と題した作品。クロワッサンやメロンパン、チョココロネなどで構成した作品で、「1年間頑張りました。勉強しました」とのコメントが添えられていた。 一方、立川タカシマヤの会場では、パンと菓子の販売や、飴細工やシュガーケーキ作りなどのデモンストレーションなどが行われた。また、同百貨店の1階正面ステージには、同校の製パン専科の学生らがパンで作った大きな作品が飾られた。パンダ2頭が笹の葉を食べている場面をパンの貼り絵で表現した作品だ。 また、同百貨店1階の中央に設けられた特設売り場では、学生らが作った「調理パンセット」(300円、「焼きカレーパン」「ベーコンチーズ」「豚まんパン」の3製品)、「菓子パンセット」(300円、「クランベリーチーズ」「オレンジチョコ」「おさつとゴマ」の3製品)、「苺のロールケーキ」(1000円)、「どら焼き」(100円)などが来店客らに販売され、人気を集めていた。 同売り場で案内係をしていた学生は「人が多く、色々と聞かれるので、的確に答えるのが大変ですが、とても充実した気持ちです」と話していた。 同校の広報担当者は、「毎年好評を得ているパンの絵画は、今回は、名画を再現するのではなく、オリジナルの作品を制作しました。パンの学科に中国からの留学生が3人いて、日中友好の象徴であるパンダの絵にしようということになりました」と話していた。
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