記事の閲覧
<<戻る | 写真をクリックすると拡大写真が見られます。 |
講習会/2015年10月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

奥深い製パンの技を伝授 | |
成瀬講師の話 本日は、ほとんどミキシングをかけないパンと、しっかりと捏ねるパンの2種類と、ケーキのような食感のブリオッシュ、30分以上焼成するペストリーが講習品目です。皆さんのヒントになればと思っています。
梶山校長の話 最近は海外から日本を訪れる人が増えています。そうした人たちは、日本の食の文化に触れ、自分のふるさとに持ち帰ります。日本の食が世界に伝わっていく状況が整っている中で、当校はパンと菓子の専門学校としての役割をしっかりと果たしていきたいと考えています。 |

Tバゲット | |
前日に粉の半量を水と合わせる前処理を施し、さらにオートリーズをとることで、粉を糖化させ、深い味わいを出したバゲット。
配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥‥‥50 準強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30 石臼挽き粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 インスタントドライイースト(赤)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・1 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・95 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・1 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥71~ ※前日に、準強力粉、石臼挽き粉、水約42%を混ぜ合わせて1日置き、浸水種を作っておく。 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥L2分30秒(インスタントドライイースト投入)L30秒(オートリーズ15分)L2分(塩投入)L2分M1分30秒 捏ね上げ温度‥‥‥‥21~22度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥20分(パンチ)20分(パンチ)20分(パンチ) 冷蔵‥‥‥‥‥‥‥5度C12時間 分割‥‥‥‥‥‥‥300グラム 成形‥‥‥‥バゲット形(写真1) ホイロ‥‥‥‥‥‥28度C80%30~40分(ホイロ後クープを入れる) 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火250度C下火240度C25分 成瀬正講師のコメント 前日に準強力粉、石臼挽き粉、水を合わせて浸水種を作るのは、粉を糖化させるのが目的で、ルバンリキッドとは意味合いが違う。 |

フルール | |
Tバゲットの生地を使用し、花のような形に成形して焼き上げた製品。
【配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥‥‥50 準強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30 石臼挽き粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 インスタントドライイースト(赤)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・1 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・95 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・1 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥71~ ※前日に、準強力粉、石臼挽き粉、水約42%を混ぜ合わせて1日置き、浸水種を作っておく。 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥L2分30秒(インスタントドライイースト投入)L30秒(オートリーズ15分)L2分(塩投入)L2分M1分30秒 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥21~22度C フロアタイム‥‥‥‥‥20分(パンチ)20分(パンチ)20分(パンチ) 冷蔵‥‥‥‥‥‥‥‥5度C12時間 分割‥‥‥‥‥‥800グラム×3 成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥①麺棒で30センチ四方にのばして、四方を少し折り返して整え、3枚のうち2枚の片面に、エスカルゴバターを塗り(写真2)、小麦粉を振り、振った小麦粉を掃う②エスカルゴバターを塗った2枚を、塗った面を上にして重ね、さらに、エスカルゴバターを塗っていない1枚を重ねる(写真3)③(2)を8センチ四方の正方形に切り分ける(写真4、5)④金属製のスケッパーの筒状の柄の部分を使用し、十文字にくぼみを作る(写真6)⑤(4)を、くぼみを入れた面を下にして、若干丸めるようにして、キャンバスの上に並べ、粉を振る(写真7) ホイロ‥‥‥‥28度C80%30~40分 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火250度C下火240度C18分 成瀬正講師のコメント だれ気味の生地なので、インスタントドライイーストを少量入れている。 |
|
パン リュスティック コンテ | |
コンテチーズを細かくしたものを多く練り込んだリュスティックで、チーズの味が生きている。
【ルバン スール パート配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥‥‥‥50 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 パートフェルメンテ(老麺)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3・5 ルバンシェフ‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥32 【工程】 ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥L3分MH2分(滑らかになるまで) 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥22~24度C フロアタイム‥‥‥18時間~22時間(室温20~24度C、膨張率約3倍) 【本個配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥‥‥‥30 石臼挽き粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 インスタントドライイースト(赤)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・1 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 モルト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・2 コンテチーズ‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥48~ 【工程】 ミキシング‥‥‥L1~2分(ルバン スール パート投入)L2~3分 捏ね上げ温度‥‥‥‥‥22~24度C フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥10分(パンチ)50分(パンチ)50分(パンチ)40分(パンチ)40分 分割・成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥任意に(100グラム程度に)切り分け(写真9)、布どりする(写真10) ホイロ‥‥‥‥‥30度C85%約30分 焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上火230度C下火220度C約30分 成瀬正講師のコメント 生地はほとんど捏ねない感じだ。ルバン スール パートが混ざったら生地がつながっていない状態でミキシングは終わりにする。コンテチーズは、細かい状態にして(写真8)生地に練り込むが、見た目にはチーズが入っているようにはまったく見えない。 |
ガトー ブリオッシュ | |
上品な甘さのケーキのようなブリオッシュ。
【配合%】 フランスパン用粉‥‥‥‥100 発酵バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥35 セミドライイースト(金)‥1・6 牛乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・8 生クリーム‥‥‥‥‥‥‥‥‥30 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥‥25 はちみつ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8 卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30 セミコンフィシトロン‥‥‥‥30 【工程】 ①生クリームに塩を混ぜ入れて、ミキサーボウルに投入する ②卵にはちみつ、グラニュー糖を混ぜいれて、(1)に投入する ③発酵バターをちぎって、フランスパン用粉と混ぜ合わせ、セミドライイーストを混ぜ込んだ牛乳を加えて混ぜ、(2)に投入する ④ビーターを使用し、ミキシングL5分M3分MH1分(セミコンフィシトロン投入)MH1分 ⑤捏ね上げ温度23度C ⑥フロアタイム27度C80%1時間(パンチ)30分 ⑦分割90グラム ⑧(7)の生地を5度Cで一晩冷却する(写真11) ⑨(8)の生地を2つ折にして、綴じ目を上にして型に入れ(写真12)、上から軽く指で押さえつけるようにする ⑩ホイロ26~27度C1時間 ⑪焼成上火170度C下火170度C約20分 ⑫焼き上がったら、グレーズをかけ、粉糖で飾る 成瀬正講師のコメント ミキシングはビーターに絡んできたら、その時点で終了する。 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。