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| ブランスリー新聞／2014年12月号 |
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| 東京都知事賞に、ル･スティルの山崎さん - ２０１４パングランプリ東京 | ||||||||||||||||
同コンテストは「リングドーナツ部門」「バゲット部門」「クロワッサン部門」の３部門で作品を公募し、９月８日に作品の製作者の名前を隠した状態で公正な審査を実施。消費者目線で好まれる商品を選ぶことが主旨となっている。 全応募作品の中から最も優れたものを東京都知事賞とし、さらに、東京都知事賞受賞作品を除いた作品の中から、各部門でグランプリ（全日本パン協同組合連合会会長賞）と準グランプリ（大会会長賞）を選んた。東京都知事賞の「Ｂａｇｕｅｔｔｅ Ｆｏｎｄａｍｅｎｔａｌ」は、「バゲット部門」に出品された作品。 グランプリは、「リングドーナツ部門」が東山堂ベーカリー（東京・大田区）の逆井理仁さんが出品した「シナモンシュガードーナッツ」、「バゲット部門」が、パンピーノ（東京・新宿区）の宮腰進さん出した「低温長時間発酵による石臼挽き粉のバゲット」、「クロワッサン部門」がル・スティル（東京・渋谷区）のブッシュ有宇山さんの「キャラメルクロワッサン」がそれぞれ選ばれた。 準グランプリは、「リングドーナツ部門」がル・スティル（東京・渋谷区）の岡牆その子さんが出品した「ハピネス」、「バゲット部門」が、ル・スティル（東京・渋谷区）の大平勇介さんの「Ｂａｇｕｅｔｔｅ Ｄｕｒｕｍ」、「クロワッサン部門」が、洗足ベーカリー（東京・目黒区）の福久勝弘さんの「フランボワーズのクロワッサン」がそれぞれ選ばれた。 表彰式の冒頭、春日理事長は、ここまで続けられたのは「関係者からの支援があったからです」と感謝の言葉を述べ「今後もより一層努力して本企画を継続させていきたい」と語った。 さらに、東京都知事賞の山崎氏が受賞者を代表して「コンテストを通じ、バゲットを作る難しさを学べて本当に勉強になりました。有り難うございました」と挨拶。 また、審査委員長を務めた一般社団法人日本パン技術研究所の井上好文所長は「受賞作品はどれも素晴らしかった。リングドーナツ部門でグランプリを受賞した作品は、非常にシンプルだが生地を大切にして飽きのこない味だった。バゲットは、東京都知事賞とグランプリの両作品ともフランスで普及している冷蔵発酵の技術をうまく用いて作られていたが、日本でも週に一度位主食としてこのような食事パンを食べることは有益だと思う。クロワッサン部門のグランプリ作品はコーヒー、キャラメル、バターなどフィリングを大切にしてクロワッサン生地を工夫して作っていると思った」などと感想を語った。 | ||||||||||||||||
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