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| ブランスリー新聞／2011年6月号 |
2023年11月18日から、発行から１年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| バニラビーンズをそのままペースト化‐ミコヤ香商
ミコヤ香商（東京・渋谷区、水野年純社長）のバニラ香料は、「後味が全然違う」と評判を呼び、洋菓子用だけでなくパン用にも使用されている。
食品添加物香料と農産加工物原料の輸入・販売を手掛ける同社は、オリジナル食品香料の製造・販売もしている。バニラ香料に関しては約４０年間、高品質のバニラにこだわって扱ってきたという。現在は栃木県にある工場で、マダガスカル産のバニラを選別から製品化までトータルで行う。 バニラに関しては、合成香料も含めて約３０種類の香料を取り扱っており、フレーバー、ペースト、シュガーの３タイプの製品を揃えている。クリームパンなどのカスタードクリームに適する「バニラペースト１０１０」は、バニラビーンズをさやごと粉砕したものを使用。材料コスト低減に貢献できるという。また、加熱殺菌をしているため、生クリームなどにも使用できる。 バニラビーンズのさやを除去してペースト加工した「バニラペーストＮｏ・１０」と「バニラペーストＮｏ・３０」は、黒いバニラシードの量が豊富なので、シュークリームのカスタードなどに最適。バニラのほか、アールグレイペーストやダージリンペースト、エスプレッソペーストなどもあり、ヴィエノワズリーなどに人気だという。 問い合わせは、ミコヤ香商（電話０１２０‐３５８‐００７）へ。 |
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