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ブランスリー新聞/2011年4月号 |
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過去最高の278社が出展し、4万5千人が来場-2011モバックショウ | |
2011モバックショウ(第22回国際製パン製菓関連産業展、主催=協同組合日本製パン製菓機械工業会)が2月16日から19日までの4日間、千葉市美浜区
の幕張メッセで開催された。会期中およそ4万5000人の来場者があった。出展企業数は過去最高の278社、使用小間数は、1510小間。テーマは「モ ノづくりニッポン、パンと菓子」。 同展示会は、2年に1度、東京と大阪で交互に開かれている。今回が22回目の開催。 展示内容は、製パン製菓の機械や原材料が中心だが、それだけにとどまらず、食品加工機械や包装機械、厨房機器、店舗設備、情報処理機器など製パン製菓に関連するあらゆる分野が網羅されている。 初日の16日午後5時30分から、幕張メッセ・コンベンションホールで、出展各社の関係者らや報道関係者らを招いて、レセプションパーティーが開かれた。 田中利幸理事長は「厳しい経済状況の中にも関わらず、過去最高となる278社の出展は、特筆すべきことだ。モバックショウは国内外問わず高い評価を得ている。日本のパンと菓子のおいしさを味わってもらい、海外市場を取り込むチャンスとしていきたい」などと述べた。 来賓の挨拶は、経済産業省製造産業局産業機械課課長補佐の金澤信氏と社団法人日本パン工業会の飯島延浩会長(山崎製パン社長)が行った。飯島氏は「40年の歴史を経て、提案型のショーとして洗練されてきた。機械から材料までまさに、かゆいところに手が届くといったものが揃ってきたことに感銘を受けた。昨年末から年初にかけて原材料が値上げされたが、同じような経験を味わった3年前のことを思い出し、そのときの知恵を活用していきたい」などと述べた。 モバックショウでは、出展各社が様々な製品を展示した。関東混合機工業は、小型スパイラルミキサーを目玉商品として展示。共立プラント工業は、デッキオーブンなどを展示した。 ダイユーは、郊外大型店とCVS跡地を利用した中規模店の出店を提案した。大和貿易は、イタリア産トマトを使用したドライタイプのキャンディングトマト「LWAトマトキューブ」などをPRした。 ツジ・キカイは、純国産石窯の平窯王や、デッキオーブンの「フォルノ」などを展示。日清製粉は、ナポリピッツァ専用小麦粉、ルスティカを使ったフォカッチャなどを提案した。ネクストは、100ボルトの電源で稼動する小型ビザオーブンなどを紹介。フェリス紹介は、手動式石臼をPRした。ホシノ天然酵母パン種は、ホシノ酵母から作るホシノルバンを使った塩パンなどを提案した。(2011モバックショウについては、次号に詳しく掲載します) |



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