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ブランスリー新聞/2010年3月号 |
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ベーグルの草分け的存在。事業停止、自己破産申請へ-ふじもと
民間調査会社の帝国データバンクによると、ベーグルの輸入販売などを手掛けるふじもと(東京・大田区)は、2月9日付けで事業を停止、今後、自己破産を申請する見通しだ。
同社は、1980年の創業で、1990年ごろから米国ペトロフスキー社のベーグルの輸入販売などを手掛け、日本におけるベーグル販売の草分け的な存在だった。 1993年東京・原宿に、1994年には東京・広尾に、相次いでベーグルショップを開店。1997年からは本社近くに工場を本格稼動させ、ハードベーグルの自社生産も、開始していた。 1999年3月期には年商約10億1200万円を計上していた。 しかし、輸入材料の不良発酵、形成不良などの問題が続き、取引先の減少、廃棄損などが生じたことから、2007年から赤字に転落。以後は自社製造のベーグルに切り替えを進めてきたが軌道に乗らず、2009年3月期の売上高は約3億5000万円に落ち込んでいた。 |



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