パンレシピコンクール。大賞に、井上克哉さん - 日清製粉「創・食Club」 - ブランスリー電子版


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ブランスリー新聞/2007年12月号

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パンレシピコンクール。大賞に、井上克哉さん - 日清製粉「創・食Club」

各賞受賞者らが集まって記念撮影。中央が大賞受賞の井上氏


大賞を受賞した井上克哉さんの「麦の恵み」


準大賞を受賞した川村徹さんの「レガル」


準大賞を受賞したブーランジュリーKヨコヤマ、佐藤哲哉さんの「ソレイユ」
 日清製粉が運営する同社ユーザーを対象にした会員制コミュニケーションクラブ「創・食Club」が主催して、パンレシピコンクール「Bread for Next Table」の第二次実技審査が10月27日、東京・江戸川区の社団法人日本パン技術研究所で開催された。
 大賞に輝いたのは、ブーランジュリーオーヴェルニュ、井上克哉さんの「麦の恵み」と題した作品。
 準大賞には、アテスウェイ、川村徹さんの「レガル」、ブーランジュリーKヨコヤマ、佐藤哲哉さんの「ソレイユ」の2作品が選ばれた。
 特別賞のデュエリオ賞には、デイジイ、倉田博和さんの「バゲット・デュラム」と石村萬盛堂 セ・トレボン、大西かおりさんの「タンドレス」の2作品が選ばれた。
 同コンクールは、新しいパン市場の創造を目的に、今年初めて行われた。
 「健康」「元気」「癒し」などのテーマで、新しいアイデアを盛り込んだパンを募集したところ、135作品の応募があった。
 これらの中から、第一次書類審査で12作品を選んだ。
 第二次実技審査では、これら12作品の出品者が、審査会場で実際に作品を作り、審査員の前でプレゼンテーションを行った。
 大賞には賞金50万円が、準大賞には、賞金20万円が、特別賞のデュエリオ賞には賞金5万円が贈られた。
 審査員は、社団法人日本パン技術研究所の井上好文所長、「新しい製パン基礎知識」著者の竹谷光司氏、料理研究家の加藤美由紀氏らが務めた。
 加藤美由紀氏は「パンへの愛が伝わってきました。日本の食卓に当たり前にのるようなパンを作っていただきたいと思います。どの作品も、シンプルな中に、パン本来のよさがいかんなく発揮されていました」などと総評を述べた。
 また、井上好文氏は「少子化時代に入り、パンの消費量は落ち始めています。業界としては、今まで以上の努力が必要になってきます。このコンクールが、新しいアプローチのきっかけになればと思います」などと話した。
 大賞を受賞した井上さんは「久しぶりのコンテストで緊張しました。新しい粉を使って、勉強になりました」と話した。









原価計算女王
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