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| ブランスリー新聞／2007年8月号 |
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| レーズン菓子新製品のコンテストを開く - カリフォルニア・レーズン協会 | |
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カリフォルニア・レーズン協会（駐日事務所＝東京・千代田区、ジェフリー・Ｎ・マクニール駐日代表）は６月２３日、東京・千代田区のホテルグランドパレスで、第１２回カリフォルニア・レーズン菓子新製品開発コンテストの表彰式を開いた。
カリフォルニア・レーズン大賞に、モンサンクレール（東京・目黒区）、坂下寛志さんが出品した「ｒｅｌｕｉｒｅ ｒａｉｓｉｎ」が選ばれた。 審査員特別賞には、岩国菓房ロワール、山口勇二さんの「レーズンのバラドルス」と、グルメデリバリーシステム、西園誠一郎さんの「キャラメル・レザン」の２製品が選ばれた。また、グッドデザイン賞には、亀屋万年堂、田崎典子さんの「レーズン日和」が選ばれた。 同コンテストは、カリフォルニア産のレーズンを使った洋菓子や和菓子を普及させる目的で、毎年この時期に開催されている。 今回のコンテストは、「生菓子・半生菓子部門」と「ギフト菓子（焼き菓子・干菓子）部門」の２部門で製品を募集し、１０８製品（生菓子・半生菓子部門７７製品、ギフト菓子部門３１製品）の応募があった。 この中から生菓子・半生菓子部門９製品、ギフト菓子部門５製品が第一次審査を通過し、その出品者は、同日、表彰式に先立って東京・新宿区の東京製菓学校で行われた最終実技審査に臨んだ。 審査員は、中村勇氏（東京製菓学校副校長）、柳正司氏（社団法人日本洋菓子協会連合会技術指導委員）、永井紀之氏（社団法人日本洋菓子協会連合会技術指導委員）、坂昭彦氏（さか昭）、中村史氏（菓子・料理研究家）、ジェフリー・Ｎ・マクニール氏（審査委員長、カリフォルニア・レーズン協会駐日代表）の６人が務めた。 表彰式で、審査員の中村勇氏は「このコンテストで重要なのは、レーズンの下処理と調合する素材の選び方でしょう。大賞を受賞した製品は、ジュレに１００％ぶどうジュース、ムースにマスカルポーネを使用し、塩はフランス産のものを使用することによって、酸味と甘味をうまく出していて、全体のバランスが非常によくとれていました。『レーズンのバラドルス』は、細かく刻んだレーズンにいよかんのピューレをミックスして、全体のショコラの味とオレンジの風味、レーズンの食感をうまく融合させていました。『キャラメル・レザン』は、レーズンの濃厚さに、隠し味としてジンジャービネガーを合わせたことと、キャラメルの甘味の中に、うまく塩を利かせていたところがよかったと思います。『レーズン日和』は、ういろうのような食感の皮で、フリーズドライのぶどうの粉末を混ぜたあんを包み、食べたときにぶどうの風味が出るようにしていました」と総評を述べた。 |
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