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講習会/2007年5月号 |
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石窯洋菓子講習会
石窯の効果を体験してもらおうと、ツジ・キカイが主催して4月10日、埼玉県川越市の同社講習会場で開催された。講師は、洋菓子テクニカルアドバイザーの萩原俊夫氏で、「マドレーヌ」「フィナンシェ」「カルディナル・シュニッテン」などの製造実演を行った。
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フィナンシェ
フィナンシェ型32~35個分
【配合グラム】 粉糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥250 アーモンドプードル‥‥‥‥‥‥‥‥‥100 薄力粉(アフィナージュ=日本製粉)‥‥100 卵白‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥250 塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1 焦がしバター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥240 はちみつ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20ミリリットル バニラビーンズ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2本 【作り方】 (1)篩にかけた粉糖、アーモンドプードル、薄力粉をボウルに入れて混ぜ合わせる (2)[1]を少量とり、バニラビーンズを加えて混ぜ合わせ、それを残りの[1]に戻して混ぜ合わせる (3)[2]に卵白(室温に戻したもの)に塩とはちみつを加えて混ぜ合わせる (4)[3]を[2]に加え混ぜ合わせる (5)[4]に70度Cまで冷ました焦がしバターを加えて混ぜ合わせ、休ませる (6)[5]をフィナンシェの型に絞り入れる (7)[6]を上火180度C下火160度Cのオーブンでおよそ17分焼成する |

マドレーヌ
マドレーヌ型18個分
【配合グラム】 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥115 レモンの皮(すりおろしたもの)‥2分の1個分 薄力粉(アフィナージュ=日本製粉)‥‥140 ベーキングパウダー‥‥‥‥‥‥‥‥2・5 はちみつ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10 生クリーム(フレッシュクリーム42%=中沢乳業)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20 全卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥140 溶かしバター(または焦がしバター)‥‥140 【作り方】 (1)グラニュー糖とレモンの皮を混ぜ合わせる(ボウルに入れて手ですり混ぜる) (2)[1]に篩にかけた薄力粉とベーキングパウダーを加え混ぜ合わせる(手でさっくりと合わせる) (3)ボウルに全卵を入れて溶きほぐし、はちみつと生クリームを入れてホイッパーで混ぜ合わせる (4)溶かしバター(または焦がしバター)の粗熱をとり、茶漉しを通して、[3]に混ぜ入れる (5)[4]を[2]に混ぜ入れる (6)[5]の生地をマドレーヌ型に絞って、上火180度C下火160度Cのオーブンでおよそ17分焼成する ※最終的な生地温度が30度C以下になると、バターが固まるので注意する。 |

カルディナル・シュニッテン
<メレンゲ>
【配合グラム】 卵白‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥500 グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥350 【作り方】 (1)ミキサーの低速または中速で、卵白を溶きほぐし、泡が浮き始めて白さが増してきたら、グラニュー糖を加え、以後数回に分けて、グラニュー糖を加えながら、8~9分立てくらいまで泡立てる <ジェノワーズ> 【配合グラム】 全卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥220(卵4個分) 卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥175(卵8個分) グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥110 薄力粉(アフィナージュ=日本製粉)‥‥110 【作り方】 (1)全卵、卵黄、グラニュー糖を合わせ、しっかりと泡立てて、薄力粉を加えてよく混ぜ合わせる <シャンティ・パルフィメ> 【配合グラム】 生クリーム(フレッシュクリーム42%=中沢乳業)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥900ミリリットル グラニュー糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥90 紅茶液‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥90ミリリットル 【作り方】 (1)生クリームとグラニュー糖をよく合わせ、冷ました紅茶液を加えて、8分立てに泡立てる <仕上げ> (1)幅約8センチ、長さが天板の長辺より少し長めにカットした純白ロール紙を2枚重ねて、2枚重ねの天板に縦に2列に敷く (2)この紙の上に丸口金の11号で、メレンゲを左右と中央に等間隔で3列に縦に絞る (3)3列に縦に絞った上にさらにメレンゲを同じように絞る(それぞれの列を2段に絞る) (4)3本のメレンゲの列の間にジェノワーズを縦に2本絞る (5)[4]の上に茶漉しで粉糖を振る (6)[5]の上に茶漉しで粉糖をもう一度振る(2回振ることで焼き上がったときに表面にニュアンスが出る) (7)[6]を上火180度C下火160度Cのオーブンで、約40分焼成する (8)焼き上がったら、純白ロール紙をはがし、上にかぶせるものは、12~16等分にカットする (9)カットしていないものの上に、シャンティ・パルフィメをたっぷりと絞る (10)[9]の上にカットしたものを並べて重ねる (11)[10]を上にかぶせたものに合わせて、カットする |

この熱ならいい菓子が焼ける
萩原俊夫講師の話 炉内に手を入れても、手の表面が熱くなりません。まるでサウナのようです。普通の窯だと、手の表面が熱くてぴりぴりします。「この熱ならいい菓子が焼ける」と直感的に思いました。
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石窯で焼く洋菓子を提案
ツジ・キカイの山根証社長の話 食事として食べる本物のパンを普及させたいという思いから、石窯を開発しました。あるとき、萩原さんに弊社の石窯の炉内に手を入れてもらったところ、「この熱ならいいお菓子が焼ける」と言っていただきました。実際に試してみると、とてもいいお菓子が焼けました。私が知る限り、洋菓子業界で、石窯の提案を行っている会社はありません。ということで、今回、弊社の平窯王を使った「石窯洋菓子講習会」を開催することになりました。石窯を、イメージではなく、おいしい洋菓子を焼くツールとしてとらえたいと考えています。
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