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| ブランスリー新聞／2007年2月号 |
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| 甘味種の小麦の開発に成功。ＤＮＡマーカー技術を使用 - 日本製粉
日本製粉はこのほど、東北農業研究センター(清野豁所長)と共同で、従来の交雑育種にＤＮＡマーカー選抜技術を導入し、｢甘味種小麦｣を開発した。
ＤＮＡマーカー選抜技術とは、有用遺伝子の情報を利用することにより、品種開発の効率化を促す技術。 小麦で甘味種を開発したのは世界初という。 パンやケーキなどに独特の風味や食感、自然の甘さを加味できることから、小麦の用途拡大に寄与することが期待されるという。 日本製粉は「トウモロコシには『スイートコーン』といわれる甘味種が存在し、生食用や缶詰用として幅広く利用されています。しかし、小麦や大麦などの麦類には、甘味種は存在しませんでした。今回開発した甘味種小麦は、マルトースを中心とするオリゴ糖を多量に蓄積します。この小麦の発明は、遺伝子組換え技術を使わない技術で開発されており、ＤＮＡマーカー選抜が利用できることから、迅速な品種育成が可能となります」と話している。 |
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