2005モバックショウはさらに内容が充実 - 日本製パン製菓機械工業会理事長・梶原徳二氏(年頭所感) / - ブランスリー電子版


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ブランスリー新聞/2005年1月号

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2005モバックショウはさらに内容が充実 - 日本製パン製菓機械工業会理事長・梶原徳二氏(年頭所感)


平成17年の新春を迎え謹んでお慶び申し上げます。年頭にあたり、平素より格別のご厚情を頂いております関係各位の皆様方に心から厚く御礼申し上げます。また、昨年は不時の台風の猛威や未曾有の大地震に遭遇致しましたが、災害を受けられた各地の被災者の皆様には心からお見舞い申し上げます。
顧みますと、我が国経済は、大規模製造業および輸出関連産業を先達として民間主導で回復しつつありますが、個人消費や設備投資の伸びに未だ楽観の出来ない側面もあり、加えて少子高齢化、グローバリゼーションの進展と国際競争の激化等大きな情勢の変化に直面しており、経営環境は厳しい状況下にあります。
このような中で、「構造改革なくして日本の再生と発展はない」という所期の方針を継続し、第二次小泉改造内閣が発足され、新たなる一歩を踏み出しました。また、米国経済においても、個人消費が回復し、底堅い成長を持続しているといわれるものの、財政赤字と経常収支赤字の構造問題に対し、再選されたブッシュ大統領が今後どのような取り組みをするか注目していかなければなりません。
このような環境のなかで、食品産業においては、HACCP、GMP(適正製造規範)などが強化され、より一層の食の安全・安心が求められるとともに、環境問題やトレイサビリティにも対応して行かねばならぬ状況下に立たされました。
我々のユーザーであるパン・菓子業界におかれては、HACCP、GMP、表示問題等に真摯に取り組む一方、消費者の多品種高品質志向の対応への取り組みをはじめるなど、需要の創出が図られています。
我々機械設備メーカーにとっては、ユーザーの新商品を中心とした新しい需要の創出のために、機械設備の開発は常に変わらぬ命題であり使命でもあります。個々 のメーカーが持っている技術力や事業ノウハウを活かし、新市場開拓にご協力すると共に、時代の要請である食の安全・安心、環境との調和などについても、ユーザー業界の期待に応えていく所存です。
当会は、機械設備(マシナリ)、原材料・副資材(マテリアル)、市場情報(マーケティング)の三つのMをキーワードに、2005年2月インテックス大阪(南港)にて2005モバックショウを開催するべく準備を進めてまいりました。現在のところバブル崩壊後としては最高の総小間数219社1450小間となりましたが、これは関連業界は勿論、ユーザー業界の皆様の心からのご支援の賜物と深く感謝致しております。
本年のモバックショウはさらにユーザー業界によるイベントを拡充し、技術セミナーも一層充実させて、パン・菓子の国際的関連産業総合展示会として、ユーザーの皆様のご期待に応えるべく、万全の準備を致しております。是非 ご来場下さいまして、十分にご活用下さいますよう心より御願い申し上げます。
また、昨年は、正・賛助会員として4社の加入を得ましたが、本年も更なる加入促進を図り、製パン製菓業界に関わる関連業界の横断的交流と情報交換を通して、得意先業界の更なるご発展に寄与したいと念願しておりますので、関係各位におかれましては積極的なご加入をお待ち致しております。業界関係各位の益々のご発展とご健勝を祈念するとともに、今後とも当会の事業にご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。









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